ICUの特徴とプリセプター

集中治療室=ICUは、術後急性期と呼ばれるいわば余談を許さない期間を見守る為にある治療室をさします。という事は、名前の通り24時間集中して患者の命を守るという事。 その為、生半可な気持ちで勤める事が最も御法度であり、失敗が特に許されない職場となっています。 また、受け入れる患者というのは大きな手術を受けた方や、重症患者。病気の難易度や程度といった内容に関わらず様々な方が運ばれてきます。 そこで、看護師は多岐に亘る技術と知識が必要となってくるので、基本的には新人の看護師は配属されないといいます。

では、新人や経験の浅い看護師はどこから始めるかというと、同じように集中治療を行う準集中治療室=HCUというものになります。こちらはICUや、冠疾患(狭心症,心筋梗塞)集中治療室=CCU対象に、それに準じた全診療科の患者を見る場所ですから、経験を積むという意味では適しているといえそうです。
もちろん、病院によっては毎年新人を数名募集、配属して経験を積ませるといった所も少なくありません。やってみない事にはわかりませんし、何よりこういった高い技術・知識が問われる治療室は最も人材が少ない為、待っている時間などないのですから。

学校を卒業したばかりの新人看護師は、プリセプターに面倒をみてもらいながらICUでの雑用をこなしながら経験を積みます。
プリセプターは、家族への配慮や見舞い客への対応も教えてくれます。事故に遭った患者さんは、とにかく見舞いが多く、これは加害者・被害者などの関係性が見え、看護師もつらい気持ちになることもあります。そんなときのマインドについても、プリセプターが指導します。新人のストレスや心のケアもプリセプターの仕事。ここでしっかり逞しくもやさしい人材に育てていくことが使命なのです。それに、教えてくれているプリセプターも初めは同じ新人看護師だったわけですから、不安に思うことを良く理解してくれるのではないでしょうか。

さて、ICUに配属されたい、転勤したいと思った志し高いあなた。なるには、どうしたらいいと思いますか?
当然ながら、こういった技術を要する治療室はどこにでもあるというワケではありません。地方では残念ながら以ての外です。そこで必要なのが、ICUを持つ規模の大きな病院を探す事。もし見つけたその際は、面接で希望の配属部署を聞かれた際にICUと答えて配属されるのを待つのみ。 きっと今までの経験部署や資格はあるかなどを聞かれると思いますから、しっかりと答えられるように自信を持っていきましょう。

自信を持って面接をあたる為にも、BLS(アメリカ心臓協会認定)、ICLS(日本救急医学会認定)という2つの資格を持っていると基本を知る為にもいいといいます。基本技術なので他の科でも役立つといわるており、様々な現場に対応できると考えられているのだとか。

また、緊急時の為にも呼吸療法認定士というのがあるといいといいそうです。資格取得は時間もお金もかかりますが、持っていて不便という事はありません。
キャリアアップを考えるのであれば、こちらもぜひ取得していて損はないといえるでしょう。

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